2017年7月18日火曜日

Live: 6bodies 60minutes 6months VOL.2





●August 2017 3 days ogikubo club DOCTOR
6bodies60minutes6months VOL.2

2017.8.22(TUE) <トリオ/トリオ=3分の3?>
ホンノマジカナハル(ラピス、ヒゴヒロシ、藤掛正隆)
川口雅巳ニューロックシンジケイト(川口雅巳, 菊池明, 山本耕一郎)

各日開場19:00 開演19:30 料金¥2000+D 3日間通し券¥3000

ホンノマジカナハル
(ラピス, ヒゴヒロシ,  藤掛正隆)
マジカナハルやNoMEの中核をなすロックトリオとして2013年頃よりマイペースに活動中。インプロヴィゼーションを主体としながらもラピス、ヒゴ各々がヴォーカルをとる楽曲はライブ毎に変幻しながら重厚に表現される。



川口雅巳ニューロックシンジケイト
(川口雅巳, 菊池明, 山本耕一郎)
サイケデリックロックバンド。川口雅巳、菊池明を中心に2006年結成。現在はドラマーに山本耕一郎を迎えて活動中。海外レーベル及び自身のレーベルPurifivaより、LP、カセット、CDRなどリリース多数。ヨーロッパ、アメリカ、韓国などでのライブ活動も行っている。本年セルフプロデュースによる現メンバーでの初スタジオ録音作をリリース予定。前後縦横上下から時間を行き交い埋もれて出会うはずのない響きを引きづり出し重なり生まれたうねりをあり得ない眩しさとスピードで解き放つ。




2017.8.23(WED) <エロス+虐殺!>
チンポコズ(大西基, 湯浅学, サミー前田, 西村雄介,  他)
The Hundred Devils(宮西計三(Vo,G), ロイキ(G), ルイス稲毛(B), 福岡林嗣(Dr)

チンポコズ
(大西基, 湯浅学, サミー前田, 西村雄介,  他)
前衛芸術家の浜田俊一(故人)が、80年代に船橋英雄(幻の名盤解放同盟/ギター)と組んでいたノイズバンド「わかたけ」を、湯浅学(ギター)を迎えて再結成したのが90年代半ばのこと。その後、サミー前田(ギターほか)、元スポイルの永田裕(ドラム)が加わり、固定+流動的なメンバー編成になる。同盟の活動が活発化するのと並行して、ライブハウスだけでなく、クラブチッタや学園祭などの大舞台も多く、精力的にライブやツアーもこなした。浜田が連れてきたキャバクラ嬢たちの朗読、女子高生の変態パフォーマンス、アイドルグループや某メジャーバンドのメンバーが参加などなど...毎回異なる即興ライブをいきたりばったりで展開していた。
ある時、同盟の写真を撮っていた大西基をボーカルに迎え、ノイズ+歌ものという音楽性に変化する。そのうち、歌もの中心のライブの時は「チンポコズ」または「大西基とチンポコズ」と名乗り、ガレージパンク系のイベントにも出演するようになる。大西がほぼ全裸で歌うこともあり、そのレパートリーは裸のラリーズ「暗殺者の夜」、スパイダース「バンバンバン」、遠藤賢司「不滅の男」の3曲のみ。極めて一部のアングラ・マニアから注目されていたが、97年大西の突然の失踪により、バンドは自然消滅した。



The Hundred Devils
(宮西計三(Vo,G), ロイキ(G), ルイス稲毛(B), 福岡林嗣(Dr)
響き渡るEmergency、砕け散った鏡の中、偽のEpitaphを削り落とすのは、こんな酔狂なアルバムを手にした貴方達「麗しのグレイブ・ディガー」さ。覚悟は決まったかい?
そろそろ「始末」をつける頃合いさ!最後に訪れるのはEcstasy?或はEpoché?それとも貴方自身の黒々としたEgoの渦巻き?
「思い出すが良い」唯一の神は、もうとっくに斃っているのさ。まるでマルドロールと大審問官の邂逅みたい。アフラ・マズダーでもブランキでもニーチェでも良いよ。永劫回帰の反復の中に立ち現れるのは、いつもモノノケ、魑魅魍魎、百鬼の群れさ。そいつらは、あらゆる姿に成り変わり跋扈夜行するんだ。だけど、変身の上手な彼等でも自らの呪われた穢れだけは変えることが出来ない。だから「こんなに小さな一滴が まるでボクには大海のよう…」決して浄めの聖水を額に受けることは出来ないのさ。
さあ、「事は単純」だ。「イエスかノンかの..ア・プリオリ…」。「この星に堕ち」このクニに潜むTHE HUNDRED DEVILSは、今こそ彼等の「福音」をブッ放すのさ!
「JAPANESE ORIGINAL ROCK STYLE」をな。



2017.8.24(THU) <1. 嗚呼、鳥と群青!>
グンジョーガクレヨン(組原正, 宮川篤, 前田隆, 中尾勘二)+鈴木放屁(ts)
鳥を見た(なかおちさと, 山崎怠雅, 黒田三四郎, 浅野廣太郎)

グンジョーガクレヨン
(組原正, 宮川篤, 前田隆, 中尾勘二)+鈴木放屁(ts)
2017年、結成38周年を迎える日本の前衛ロック界の伝説的グループ。 1979年、組原正 (g)、大森文雄(key)、前田隆(bs)、宮川篤 (ds)、園田游(vo,reeds)により結成。1980年PASSレコードから5曲入LP『GUNJOGACRAYON』でデビュー。硬質なビートとフリージャズ的な即興演奏を融合したスタイルでポストパンクの象徴となる。その後、方法論を完全即興演奏に変化させ、1987年2nd『gunjogacrayon(2nd album)』(DIW)、1994年3rd『グンジョーガクレヨンIII』(日本カセット・レコーヂング)をリリース。以降も同じメンバーで活動を続け、2009年に解散を表明するが、2012年に完全復活。他のアーティストとの交流も積極的に行い、かつて無く意欲的かつ解放的な演奏活動を展開する。組原は2007年に1stソロ・アルバム『hyoi』(PASS/P-Vine)、2012年に2ndソロ『inkuf』(DIW/disk union)をリリースし、デビュー当時“パンク版デレク・ベイリー”と評価された特異なギター・プレイをさらに進化させている。 2016年5月にサックス奏者・橋本孝之をゲストに迎えた4thアルバム『グンジョーガクレヨン』をリリース。異形の即興ユニットは新次元に突入した。この日の公演はゲストに鈴木放屁(ts)を迎えてお送り致します。

鳥を見た
(なかおちさと, 山崎怠雅, 黒田三四郎, 浅野廣太郎)
2002年、カールマイヤーのなかおちさと、川口雅巳ニューロックシンジケイトの菊池明、OVERHANG PARTYの山崎巌にて結成。 宮下敬一(MANDOG)などをゲストに迎えたライブや、CD-R作品二作(ソニマージュ・レコーズ)を遺した後に活動休止。 2008年、なかおちさとを中心に再編成。新メンバーはHardy Rocksほかで活躍する山崎怠雅、東郷生志。 今はなき青い部屋などでライブ活動を続け、一年後にvajuwajuのサックス奏者・浅野廣太郎が合流し、現在のラインナップとなる。 東京アンダーグラウンドにてライブ活動を重ね、2015年、自身初の公開録音ライブ企画「Psychedelic Summer series 2015」にて音源収録。 2017年、ライブアルバム「The Feedback from Yesterdays」を発表。
この日の公演は東郷生志が海外出張のため、ゲスト・ドラマーを迎え60分燃焼する貴重なステージになる予定。




企画:club Doctor / Pataphysique Records / Purifiva / les sonimage records